お金のデザインが運営するお任せ資産運用サービス「THEO」のサイトでResizeCDNとUXSEOをやってみた
スタートアップ のサイトで疑似的にResizeCDNとUXSEOをやってみたらどうなるんかな?という企画で今回はお金のデザインが運営するお任せ資産運用サービス「THEO」のサイトで試してみます。
- 資産運用サービス「THEO」
- 「THEO」のサイトでResizeCDN・UXSEOを疑似的にやってみた
- 【ビフォー・アフター】「THEO」さんのページ表示スピード関連
- 【ビフォー・アフター】「THEO」さんのPageSpeed Insights評価
- 改善すべきポイント まとめ
目次
資産運用サービス「THEO」
大人になれば資産運用をする機会が増えてきますよね。そんな中でどうやったら資産運用するかわからない方って多いと思います。そんな時にプロAIを織り交ぜた投資対象を世界規模で分散させる「グローバル分散投資」を行っているとの事です。安心。
現在、10.5 万人がテオで資産運用中で平均運用金額は70万円らしいです。すごい。24時間、365 日いつでも出金申込みができるらしいので急用でお金が必要になった時も良さそうです。これは資産運用対象としてテオも視野に入れないとですね。
という事で、本題のResizeCDNとUXSEOをやっていきましょー
- 注意点としては「THEO」さんのページのHTMLを持ってきて実際にサーバーで検証を行いましたが、検証ページ自体はSEO観点からオープンに致しません。
「THEO」のサイトでResizeCDN・UXSEOを疑似的にやってみた
画像が多いわけではないのでさらっと自動変換ツールで変換しましました。
画像関連で問題点がある箇所は
ブログ / ニュースの記事サムネイルとして使われている画像でして、1920×1005サイズなどが使用されています。最適化をするならば横640に統一してサムネイルを表示するだけでサイトの問題の20%は解決しそうですね。
ここでのResizeCDNの仕事はやはりwebp配信でしょうか。次世代フォーマットでの画像の配信を行うだけでPageSpeed Insightsの評価は上がります。
ただ、「THEO」さんの問題点はここではなくTotal Blocking Timeです。何と3,840 ミリ秒ブロッキングされています。無駄なJSがぎっしり詰まっていますのでUXSEOで全体を最適化しつつJS周りの最適化を行います。
【ビフォー・アフター】「THEO」さんのページ表示スピード関連
ビフォー
初回表示スピード: 2.3s~2.6s
2回目以降のスピード:1.19s~1.5s
リクエスト数: 148ファイル
読み込み情報量: 10.20MB
↓
アフター
初回表示スピード: 400ms~500ms↑
2回目以降のスピード:90ms~120ms↑
リクエスト数:50ファイル
読み込み情報量: 7.05MB↑
【ビフォー・アフター】「THEO」さんのPageSpeed Insights評価
ビフォー
モバイル:32
PC:79
↓
アフター
モバイル:92↑
PC:99↑
改善すべきポイント まとめ
今回は擬似的に行いましたが、実際に改善を行おうとすると少々難しいサイトだと感じました。
上に下にJSが散りばめられており読み込み順・優先度が分からないので必要でないJSを徹底的に洗い出し削除することを重点に置きつつ
巨大サムネイル問題などを解決していかなければならず画像のCDN化やSEOの最適化の前段階の問題が多く解決しなければならない部分が多かったです。
それでも全てを解決すればPageSpeed Insightsの評価もかなり良い点数が取れる事がわかりました。
- 巨大な画像ファイルを適正なサイズに差し替える
- 使用していないJSを削除
- ブロッキングしてしまう箇所を1つずつ解決していく
- 次世代フォーマットで画像の配信を行う
- 圧縮はもちろん最新画像フォーマットにも対応
ResizeCDNを利用すると圧縮・最新画像フォーマットに自動対応して配信できます。
- 全体対応・特定の箇所のみと柔軟なCDN配信が可能
プッシュ型ならでは柔軟な対応とハイスピード最短1分でCDN化ができます。