お金をかけずに0からスタートして人気のあるWebサービスやブログを作る為に必要な技術・精神を総括した起業家の話

Writer:松岡宗谷松岡宗谷
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インターネットを作る、全てを人たちが抱える

画像の悩みを解放する。をビジョンに掲げ

ResizeCDNを開発・運営をしている

スペースナビ株式会社の松岡宗谷です。

タイトル通りの記事を書きたい思います。とは言っても人生で起業家というバッターボックスに入って何回ホームランを打てたかと言うと0回です。

現時点ではまだヒットを1回打てただけのまだまだまだまだひよっこ起業家でございます。

それでも1回のヒットは僕にとっては大きな収穫でした。今日はそんな話を念頭にWebサービスやブログなどを人気にさせるにはどうしたら良いんだろう?と悩んでる方が1つでも前に進めるように出来たら良いなと幸いです。

    目次

  • その前に僕のお話をさせてください
    • 基本的に自分は群れなかった
    • 群れずにWebサービスを作るという事は
      • たった独りの戦い
      • そんな時の悩みの解決方法
      • 人気が出るまで無視される地獄
  • なので・・・自分と似ている人は鉄の意思が必要です
  • 人気があるサービスを作るために必要な技術とは
    • 大まかなマーケティング能力
    • マーケットフィットを捉える能力
    • 最低限、その上でプロダクトを作る能力or作れる人を引っ張ってこれる能力
      • プロダクトを作る能力とは
      • 人を引っ張ってこれる能力とは
    • まず上記3つは絶対必要条件です!これがない場合はひたすら鍛えまくりましょう
  • 人気があるサービスを作るために必要な精神とは
    • 表には出さなくても良いけど、心の中でグツグツとしたものはあるか
    • プロダクトに対してユーザーに対して正直者であれ
  • まとめ

その前に僕のお話をさせてください

今から22年前、僕は16歳でインターネットに出会ってHTMLを覚えました。インターネットに触れた瞬間に稲妻が走ったのを覚えています。PCは持っていなかったので、ガラケーでサイトを見てHTMLやCSSを紙に書いて少しずつ覚えていって確か「無料のiらんど」なる今では全く別のサービスになっていますが、当時は無料のサイトを作れるサービスで個人サイトを作ったのが始まりでした。

テキストにすれば何万文字と溢れてしまいますので過去、何を作ったかは省きます。時は流れ、現代に至るまでインターネットに触れてサイトを作ったりWebサービスを作り続けています。ある意味売れない芸人のように芸歴だけが重なってきている状況でございますが、自己分析するとリアルタイムの現時点が起業家として一番脂が乗っているなと感じております。

そう、毎年言えるようになんかしらでレベルアップし続ける事も大事にしていきたいです。

とはいえ、イキる時期はとっくに過ぎており経歴を重ねていくほど、インターネットで(特にTwitterで)起業の内容だとか技術のお話をしなくなりました。だから、ここで発散というか考えている事をアウトプットして行動と考えている事の整合性を調整しようかな、と。

基本的に自分は群れなかった

昔からそうなんですが、現在も起業家や投資家などと距離を離れて事業をやらせていただいております。正直、昔は自分自身のコミュニケーション能力のなさがダイレクトに響いて仲間が作れませんでした。

本当は群れたくて羨ましくて遠くから東京の輝いている所を見ていました。ストレートに言うと勝手に劣等感を感じてしまっていて、どうやればあそこに入れるのかな?などと考えたりしながら悶々として静かに静かにWebサービスを独りで作っては寂しさを感じている時期がありました。

で、今になってもなんで群れないの?と言うと、群れるんじゃなく良いサービスを作って良いチームを作って良い会社にしていきたいんですよね。言語化が難しい所ですが、チームや会社って内内じゃないですか。外で目立つ事も大事ではありますが、本質的には内の中が素晴らしい事が外での評価より大分重要なんじゃないかなと考え改めまして、今でも群れていません。

あ、飲みに誘われたら時間の余裕があれば当然行きます笑。

群れずにWebサービスを作るという事は

会社が大きくない内は本当に厳しいです。誰にも相談できず、これが本当に正しいかどうかなどと毎日戦いながら自分自身もサービスも会社も育んで行かなくてはいけません。これは本当に大変です。

たった独りの戦い

個人的な性格から言えば孤独は性に合っていて孤独があったからこそ今の自分がいると言う自負がありますが、普通の人ってそんな事なくて人との繋がりを大事にするじゃないですか。

まあ、それも正解なんですが、孤独をパワーにできる人は強いです。孤独を弱さや悲しみにするのではなく、もっとポジティブに受け止める事が大事だと考えています。

そんな時の悩みの解決方法

そんなことを言っても独りだと悩みますよね。わかります。悩みに悩んでも結構答えでない事も多々あるんじゃないでしょうか。

唐突ですが、好きな言葉に

「止まない雨はない」

「朝日は必ず登る」

などがあるのですが、若い頃は深夜に夢中でコードを書き続けたりしてました。

絶望したって問題は解決しないし、絶対大丈夫、諦めなければ絶対大丈夫。って自分自身を鼓舞しながら。

基本的には心をニュートラルより少しだけ上に持っていくことが重要なので意識して15%だけ燃えている状態を保ってみてください。

あ、あと軽く15分くらいのランニングも効果的だと思います。過度な筋トレは本当にデメリットしかないので運動は1日15分くらいがベスト。

時間の余裕があれば知らない場所を1時間歩くのも結構広い範囲でメリットがあります。

人気が出るまで無視される地獄

とは言っても作っているサービスの人気がないとマジで心が折れるんすよね。いや、まあ人気がない事はまあ良いとして、一番心にくるのはスルーされる事。無視される事。

Sharetubeという誰でも記事を作成できて自動で広告料がもらえるサービスを開発・運営していたんですが、ある程度、人気もあったんですよね。月で300万PV程度には。それでも起業家、投資家、エンジニア、デザイナーからスルーされたのは心にきました。一般ユーザーがついてきてくれた事だけが心の支えでした。

で、人気が出るまでって無風。マジもんの無風。何をしても無風なのでここはSEOの知見なりを得てロードマップを作ったり、アプリなら地味なPRをし続ける事も大事っすよね。

先ほどのSharetubeの話なら半年間無風でした。完全なる。半年間誰にも相手にされずに誰にもSNSでシェアされないで独りで永遠と記事を作成するんすよ。あれは地獄でしたね。

Sharetube内で自分自身は合計1047の記事を作成したんですが、狂気の沙汰じゃないっすよね。半年間無収入で誰も見てくれない、SEOも弱いドメインで記事を書き続ける事は。

まあ、そこまでやれば結果は必ず付いてきます。そのパワーをどの事業に当てるかっていう話もあるのですが、後述で技術と精神のお話の中でいたしましょう。

なので・・・自分と似ている人は鉄の意思が必要です

色々だらだらと書かせていたんですが、見ての通り不器用すぎてちょっと遠回りしていると思うんですよね。もし似ている人がいらっしゃるなら事業検証を行なった上でいける!領域を見つけたら成功するまで諦めない事が大事です。

素早い撤退も大事なんですが、それは歴戦の起業家の話であって小中くらいの起業家なら「決めた事をやり切る力」の方が100倍大事です。

鉄の意思でやり切りましょう。

人気があるサービスを作るために必要な技術とは

大まかなマーケティング能力

当たり前すぎる能力なんですが、ここでいうマーケティングは超広義の意味で語らせていただきます。事業検証、事実検証、絶対必要な事なのかの検証それを踏まえてのトラフィックを得る為の戦略・戦術。

この能力がなければ確実に成功する確率はガクンと下がります。

大まかなマーケティング能力を培うには日常にマーケを溶け込ませる事が大事でテレビを見る時、歩いてる時、買い物をしている時、ネットを見ている時、乗り物に乗っている時、人と話している時、人の性格を捉える時など全ての時にマーケを考え

  • なぜこの人は困っているのか?
  • この人は何に困っているのか?
  • なぜこの製品が必要なのか?
  • なぜこの製品は売れているのか?
  • なぜこの製品は売れていないのか?
  • なぜこの製品は使いやすいのか?
  • 絶対必要でまだこの世にまだ広まってないものは何か?

こうゆう基礎思考と、もっと大事なのが

  • 未知なるものに遭遇した時に毛嫌いしない
  • 新しいものは無意識レベルで取り込む
  • 知らない事に対して興味を最大限マックスで維持する
  • 十人十色ではなく全人間全色が基本だと脳に叩き込む
  • 最先端のトレンドを欲する

などの飽くなき好奇心こそが新しい発想や新しい技術や新しい事業内容を創るんだと信じています。

マーケットフィットを捉える能力

重要ですよね、マーケットフィット。だた、ほとんどの方はズレます。自分自身ズレている可能性大なので大きな事は言えませんが、どれだけ正確に捉えられるかが重要なんかなと思います。

確実に100ビタリ!みたいなマーケットフィットを捉える事は不可能なのでスピード重視で85%合ってればOKです。

・ニーズ

本当にあるかどうかの検証も必要でユーザーの声ではなくユーザーの行動を基にニーズを調べるのが吉です。

・課題

ニーズはあるのになぜ解決策がないのか?何が課題かを洗い出す作業ですが、ミクロとマクロの両面で見るのが良いでしょう。

・解決策の検証

方法は色々あると思うんです。まずはリアルかネットか。Webかアプリか。などをユーザーが本当に何を求めているかを見定めて検証を行うフェイズです。

・購買意思の検証

最後に価格ですね。高すぎるとビジネスの難易度が上がるばかりか2番手が現れ食われる事がありますので、適性な価格を決定する事が最重要となります。

基本的には「絶対に解決したい課題」と「絶対に欲しい解決策」を正しくバッチリ決める事ができればほぼ起業家の最初の仕事は完了と言っても差し支えありません。

最低限、その上でプロダクトを作る能力or作れる人を引っ張ってこれる能力

当たり前の話なんですが、バチっと風呂敷を広げられても実際にそのプロダクトを作れるのかっていうとまた別の能力なのでプロダクトを作る能力or作れる人を引っ張ってこれる能力、どちらかが必須となります。

プロダクトを作る能力とは

リアルではなくサービスやアプリのお話で行くと起業家自体が実際にコードを書いてサービスを作ったりサーバーを構築できる能力ですね。なければ人間的魅力を上げて人を巻き込んでいきましょう。

人を引っ張ってこれる能力とは

プレゼンを行い知らない人にもプロダクトをしっかり説明できたり、人間的魅力のある人の事を指します。

まず上記3つは絶対必要条件です!これがない場合はひたすら鍛えまくりましょう

これひとつでも欠けると確実に失敗します。

  • 大まかなマーケティング能力
  • マーケットフィットを捉える能力
  • プロダクトを作る能力or作れる人を引っ張ってこれる能力

人気があるサービスを作るために必要な精神とは

マーケの話が長くなってしまいましたが、本質的に重要なのはこちらだと個人的には感じています。

表には出さなくても良いけど、心の中でグツグツとしたものはあるか

なぜ起業家になったのか。その事を胸に手を当てて考えてみたり、毎日寝る時に他人のように自分自身に問いかけてはっきりとしたなぜ?が明確かを確認して起きた瞬間に絶対に達成してやると自動でスイッチが入るかが大事です。

正直自分一人だけならなんでも良いと思いますが、会社って色々背負ってますよね。

  • 創業者のビジョン
  • 社員の人生・生活
  • クライアントの売上
  • ユーザーの期待
  • 社会に対する貢献

自分であれば自分が行なった事で少しでも人類が前に前進すれば大満足なんです。

大きな意味ではそうゆう基礎思考で生きています。

いつでも起きている時でも寝る時でも楽しい時も悲しい時でも「お前の行いで人類は前に進んだか?」と問いかけてまだまだできていないので必死に生き、必死に良いプロダクトを作り良い会社を作り1mmでも前に進める事ができればな、なんて考えながら今日も限界までやり切ってから泥のように寝ます。

そうゆうのが大事かも知れんすね。

プロダクトに対してユーザーに対して正直者であれ

正直者じゃないやつなんて遅かれ早かれ競合に抜かれるんじゃないでしょうか。それほど正直かどうかって重要で、どのレベルの正直が必要かと言うと真摯に膝と膝を突き合わせ真っ直ぐ見つめているかどうかって話です。

生き方の話になっちゃいますが、そんな奴が居たら嫌いになる人なんてほとんどいないと思うんです。ビジネスでも一緒で大真面目に向き合ってくれる人や会社・プロダクトが最終的には生き残る可能性が高く、だったら最初から正直者になって貫き通すのもアリな気がします。

まとめ

ガガガーって深夜に書きました。校正・校閲は行っていないので誤字脱字などもあるかも知れません。こんな文章をここまで読んでいただきありがとうございます。起業家としての成功を掴むためにもっともっと努力をしますし、限界ギリギリまで人生を捧げます。

ずっと他の人に追い抜かれてきた人生でした。気がつけばもう38歳。成功の1つや2つあってもおかしくない年齢で。競走馬で言えば追い込み馬であって欲しいと願うばかりです。

若い頃は自分の才能に自惚れていた時期もありました。技術でチヤホヤされたり。ですが、もう時間がないんです。技術でどうこうも厳しいですし、起業家として最大限の努力をして前に進まなくてはいけません。

真摯に社会に会社にパートナーに何より自分自身に向き合って1つ1つ牛歩のようでも前に前進して参りたいです。

それではまた。

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著者プロフィール
松岡宗谷

画像特化型CDNサービス ResizeCDN https://resizecdn.com/ を開発・運営しています。スペースナビ 代表取締役。スタートアップ界隈でCTO→Sharetube創業→スペースナビ創業→画像に特化したCDN開発。個人の夢は完全義体化。会社の夢は宇宙事業。プログラマーは死ぬまで現役でありたい

Twitter:@mtoksuy